Dr.ふじわらブログ

口の中の聞きなれない病気その一

2011年06月17日

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歯の治療を行っている途中で上あごの中央にに腫れができたので
ゴム製の針を入れてレントゲン写真を取りました。

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明らかに歯とは違う部位に腫れがありました。
これは鼻口蓋管嚢胞というもので、その名のとおり、鼻口蓋管の残存上皮に由来する嚢胞です。

嚢胞の発生部位により、前歯部の歯肉唇移行部に腫脹をきたすものと、口蓋に腫脹をきたすものがありますが、小さいものでは無症状です。X線撮影で偶然発見されることも多いですが、感染によりその存在に気付くこともあります。

単純X線撮影で診断は容易です。治療は、通常は全摘出手術が行われます。
残念ながら自然に消えることはなく、しだいに大きくなって感染を伴うと顔面の腫脹をきたしたりすることが多いものです。全摘出できれば予後は良好で、再発することはありません。また、日常生活で特に気をつけることはありません。
術後一週間程度で腫れはひき、抜糸することが可能です。

スタッフ矯正日記 1

2011年06月03日

スタッフの矯正を始めました。
なかなかの叢生です。

上下左右、犬歯の後ろの歯を一本ずつ抜いてできた隙間に犬歯を移動させます。

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移動しただけで、前歯も自然に動き、歯の重なりがとけて来ます。

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重なりがとけてきたのでブラケットをつけることができました。
上はもう少し犬歯の移動が必要です。

診療所をクリーニングしました。

2011年06月03日

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ふじわら歯科クリニックでは器具、機材の滅菌にこだわっていますが、
診療所もプロの手をお借りして定期的にクリーニングをしています。

普段からから気を付けてはいますが、なかなか我々だけでは
行き届きません。

この日も半日かけてしてもらいました。
まるで、オープンしたてのようにピカピカになりました。

歯科治療には怖い薬

2011年05月19日

ビスホスホネート製剤(BP剤)は骨吸収を抑制する薬剤です。

BP剤は骨粗鬆症、関節リウマチ、ベージェット病のような骨代謝疾患、そして悪性腫瘍など多くの疾患に使用されています。また膠原病などでステロイド剤を長く内服している方は薬の副作用で骨粗鬆症になりやすいため、予防としてBP剤が処方されることも多くなっています。
近年BP剤に関連したと考えられる顎骨壊死(ビスホスホネート性顎骨壊死)の報告が多数みられるようになりました。
これはBP剤を内服中の方が抜歯などの外科処置を受けた後に骨が露出したまま治らなかったり、歯周炎等の感染が拡がり骨の露出や排膿が続き上顎骨や下顎骨が壊死状態になるもので、非常に治療が困難になります。
  BP剤を長期にわたって内服している人や、高齢者、ステロイドの内服をしている人、糖尿病の人、喫煙者などはビスホスホネート性顎骨壊死の可能性が高まります。

ビスホスホネート性顎骨壊死を避ける最善の方法は・・・・・

  1. 抜歯などの外科的な歯科処置は、可能な限りビスホスホネート製剤による治療開始前に完了しておくこと。
  2. 口腔衛生状態を保つために適切な歯みがきを行い、定期的な歯科検診を受けることが大切です。

また、すでにBP剤の内服や注射を受けている方は、その治療期間によっては抜歯や外科処置前に
3~6ヶ月BP剤を休薬する必要があります。

  1. 歯石除去・虫歯治療・義歯作製など顎骨に侵襲がおよばない一般の歯科治療
    顎骨や歯肉への侵襲を極力避けるよう注意して歯科治療を行ない、定期的に口腔内診査を
    行ないます。
  2. 抜歯・歯周外科など顎骨に侵襲がおよぶ治療
    1. ①内服期間が3年未満でステロイド薬を併用している場合、あるいは内服期間が3年以上
      の場合は、BP剤内服中止可能であれば手術前少なくとも3か月間はBP剤の内服を中止し、
      手術後も骨の治癒傾向を認めるまではBP剤は休薬していただきます。
    2. ②顎骨壊死の危険因子(糖尿病、喫煙、過度の飲酒、癌化学療法など)を有する方もBP剤
      内服が中止可能であれば手術前少なくとも3か月間はBP剤の内服を中止し、手術後も骨
      の治癒傾向を認めるまではBP剤は休薬していただきます。

ビスホスホネート自体は骨粗鬆症に効果の高いお薬ですが
歯科治療の際には注意が必要です!

歯科治療には怖いお薬~kotu

2011年05月19日

整形外科などで”骨粗鬆症”の治療ためにBP系の薬をお飲みの方は、歯科の治療(インプラント、抜歯、歯周外科手術)などの骨をさわる治療の後、顎骨壊死などを起こす可能性が高くなります。

インプラント治療などではインプラント体が癒着しないケースもあります。歯科治療の場合、問診時に担当医と相談されることをお勧めいたします。

ビスホスホネート製剤(BP剤)は骨吸収を抑制する薬剤です。

BP剤は骨粗鬆症、関節リウマチ、ベージェット病のような骨代謝疾患、そして悪性腫瘍など多くの疾患に使用されています。また膠原病などでステロイド剤を長く内服している方は薬の副作用で骨粗鬆症になりやすいため、予防としてBP剤が処方されることも多くなっています。
近年BP剤に関連したと考えられる顎骨壊死(ビスホスホネート性顎骨壊死)の報告が多数みられるようになりました。
これはBP剤を内服中の方が抜歯などの外科処置を受けた後に骨が露出したまま治らなかったり、歯周炎等の感染が拡がり骨の露出や排膿が続き上顎骨や下顎骨が壊死状態になるもので、非常に治療が困難になります。
  BP剤を長期にわたって内服している人や、高齢者、ステロイドの内服をしている人、糖尿病の人、喫煙者などはビスホスホネート性顎骨壊死の可能性が高まります。

ビスホスホネート性顎骨壊死を避ける最善の方法は・・・・・

  1. 抜歯などの外科的な歯科処置は、可能な限りビスホスホネート製剤による治療開始前に完了しておくこと。
  2. 口腔衛生状態を保つために適切な歯みがきを行い、定期的な歯科検診を受けることが大切です。

また、すでにBP剤の内服や注射を受けている方は、その治療期間によっては抜歯や外科処置前に
3~6ヶ月BP剤を休薬する必要があります。

  1. 歯石除去・虫歯治療・義歯作製など顎骨に侵襲がおよばない一般の歯科治療
    顎骨や歯肉への侵襲を極力避けるよう注意して歯科治療を行ない、定期的に口腔内診査を
    行ないます。
  2. 抜歯・歯周外科など顎骨に侵襲がおよぶ治療
    1. ①内服期間が3年未満でステロイド薬を併用している場合、あるいは内服期間が3年以上
      の場合は、BP剤内服中止可能であれば手術前少なくとも3か月間はBP剤の内服を中止し、
      手術後も骨の治癒傾向を認めるまではBP剤は休薬していただきます。
    2. ②顎骨壊死の危険因子(糖尿病、喫煙、過度の飲酒、癌化学療法など)を有する方もBP剤
      内服が中止可能であれば手術前少なくとも3か月間はBP剤の内服を中止し、手術後も骨
      の治癒傾向を認めるまではBP剤は休薬していただきます。

ビスホスホネート自体は骨粗鬆症に効果の高いお薬ですが
歯科治療の際には注意が必要です!

骨粗鬆症の予防=骨量を減らさないこと!!

  • 幼児期から思春期にかけてミネラルやカルシウムを十分に摂取して、太陽の下でよく身体を動かす。
  • 無理なく適度な運動を継続する。
  • 過度の飲酒に注意する。
  • 喫煙は止める。
  • 定期的な検診で自分の骨密度を知っておく。